こんにちは
美QOL 丹羽 弘昌です
今回はふくらはぎの痙攣 こむら返りをお伝えします
夜間寝ている時に突然激痛で目を覚ますこむら返り
原因の多くは脱水と筋疲労にあります
こむら返りの原因
筋肉は伸び縮みに水分とミネラルを使っています
寝ている時は体温調整のため汗を多くかき水分が失われがちです
そして汗はミネラルも外に出してしまいますので
夜間は知らないうちに運動で汗をかいたのと同じ体内環境になってしまっているのです。
またアルコールやカフェインは水分を排出ないし枯渇させますので
お好きな方には酷かもしれませんが毎晩の晩酌などは控えるとよろしいかと思います。
カフェインも成分が半減するまでに6時間ほどかかるので遅くとも夕方を摂取の門限とするのがオススメです
次に筋疲労ですが
ふくらはぎの筋肉は足首を下に曲げる、つまり地面を蹴ることで歩いたり跳んだりする時に使われます。
特に足の指をぎゅっとしてから地面を蹴ろうとする時に強く働きます
それだけでなく立っている時も足首がまっすぐになるように働いています。
日中足がむくむ方はこのバランスを取る使い方でふくらはぎを使っているのが原因かもしれません。
ふくらはぎは本来伸び縮みの力で血流を押し出す役割もあり、第二の心臓と呼ばれています。
足を蹴りだすのが本業としたら バランスを取るのは副業です
本業で働かせてあげることで血流を循環してむくみを解消してくれますので立ち仕事の方は
つま先立ち運動などで血の巡りをよくすることをオススメします。
話が少しそれましたが歩くにしても立つにしてもふくらはぎは使われます
地面に足がついている間はほぼ働き通しの働き者です。
対処方法
脱水と筋疲労
この二つが合わさってこむら返りは発生しますので対処方法は
水分の摂取とストレッチケアと拮抗筋の強化になります。
よくあるアキレス腱伸ばしでもいいですが
タオルを使ったこちらのストレッチもオススメします
ストレッチのあとに足首を上に動かす運動をします
ストレッチと運動が終わったら
常温の水をコップ一杯か白湯を一杯飲んでください
同じ液体でもアルコールは水分を排出してしまうので逆につりやすくします。
こむら返りの症状がでる疾患
こむら返りは下肢静脈瘤の初期症状でもあります
足の血流が弱くて心臓に帰る血管(静脈)が詰まってしまう状態です
またふくらはぎの筋肉に指令を出している神経が邪魔されても血流が悪くなりつりやすくなります
水分不足、運動不足、神経障害
経路はたくさんありますが行きつく原因は血流の良し悪しです。
今回ご紹介した対処方法で多くは改善します
それでも効果がない場合は甲状腺機能障害という代謝の問題や腎不全という循環器障害の可能性があります。
循環器の病院に受診へ行かれることをオススメします。
まとめ
普段のご自身の身体の調子をむくみやこむら返りで知り
それに対して対処する
そうやって自分のコンディションを知ることが健康の要です。
普段から自分の身体に向き合っていると違和感を感じ取る感性が身に付きます。
大病も初期で気づいて対処すれば生活への影響も最小限で済みます。
もし今が不調であれば原因を知り対処することで生活の質は今よりずっと上がります。
筋肉が何歳からでも育ち変わるように人も何歳からでも変われます。
変わる方向は人それぞれですが食生活と姿勢であれば私たちもお手伝いできますのでご相談ください。
ご精読ありがとうございました。