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歩行の要 腸腰筋

こんにちは

美QOL 丹羽 弘昌です

今回は腰の要「腸腰筋」についてお伝えします

姿勢、腰痛にとどまらず身体の不備不調にほぼ関わっている筋肉です

水色の部分が腸腰筋です

背骨から太ももの付け根に筋肉が伸びていて

足を前に出す動作 歩く、走る、跳ぶ 多くの動きで使われています。

動くだけでなく骨盤を支える働きもあるなどとにかく働き者の筋肉です。

しかし、多くの人はこの筋肉を働かせずになまけさせています

というのもスマホやパソコン作業をしていると前のめりになってしまい

上半身と連動して骨盤も後ろに倒れこんでしまい、結果的に骨盤を支えなくてもいい腸腰筋は怠けてしまいます

するとどうなるか

ピンと張っていた腸腰筋の筋肉の長さが伸びて骨盤がさらに後ろに倒れこんで骨盤後傾ができます。

姿勢の悪さが引き起こす問題は前回の記事に書いた通り

疲れた顔、老け顔にしてしまいます。

そうならないためには腸腰筋を怠けさせずにビシビシ使う必要があります。

方法は「みぞおちから足が生えてる感覚で歩くこと」です

写真を見てもらえばわかる通り

腸腰筋は肋骨の一番下(浮遊肋)あたりからついています

足だけを使った歩行では腸腰筋の実力は出せません

身体を使ったウォーキングでしっかりと本気をだせるのです。

普段の歩き方がちょこちょこ歩きだったり

人から歩くのが遅いと言われて見える方はこの腸腰筋ではなく

太ももの外側にある大腿筋膜張筋という筋肉を酷使している可能性があります

この大腿筋膜張筋もトラブルのもとになりやすいので次回お伝えします。

胸を張って、肘を後ろに引いて、みぞおちから一歩踏み出す大きな歩行が腸腰筋を目覚めさせます。

歩く力が強まると連動して骨盤を支える力も強まります

骨盤を支えると骨盤底筋群という尿漏れや生理痛の原因になっている筋も強化されます。

まとめると

腸腰筋は「足を動かす」と「骨盤を支える」二つの役割がある

骨盤を支える力が弱まると足をだす力も弱まる

みぞおちから踏み出すことで腸腰筋を働かせて、骨盤を支える力も鍛える

今回は歩くときに使われていない腸腰筋を使う大事さと方法をお伝えしました

大腿筋膜張筋や骨盤底筋群など聞きなれない言葉も出てきましたので

そちらも次回以降にお伝えしたいと思います。

筋肉はそれぞれが連動して力を出しています

足の痛みの原因が胸の小さな筋肉だったり

頭痛の原因が腰の連動が悪いことからきていたり原因は近くにあるとは限りません

それぞれの人に原因を究明して硬い筋肉を軟らかく弱い筋肉を強めることで

身体の不調に向き合いますので

ご興味のある方は美QOLにご相談ください。

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ご精読ありがとうございました。