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寝起きの腰の痛み

こんにちは

美QOL 丹羽 弘昌です

今回は朝起きた時の腰の痛みについてお伝えします。

寝相は人それぞれ違います

仰向け

横向き

うつ伏せ

足を交差させたり丸まって寝るなど様々です

それ自体はリラックスできる姿勢なので問題ありません。

では腰の痛みはなぜ起きるのか、それは身体を支える寝具の形によって起きている可能性が高いです

日中働いてるとき人の筋肉は意識的な伸び縮みでバランスをとっています

動いていない眠っている時はというと骨と骨の位置関係で筋肉の伸び縮みは決まります

図のように仰向けで寝ると「首、腰、足の付け根」に隙間があるのがわかると思います

この隙間があるのが一番筋肉に負担がかからない姿勢になります。

寝起きで腰が痛い方は腰が沈んでしまい

腰の筋肉は沈まないように一晩中身体を支えようとして過労してしまいます。

この過労が腰の痛みです。

もちろん腰だけでなく首と足の付け根ないし膝にも隙間がなくてはいけません

右の図のように首がやや持ち上がっていて腰と膝が浮いている状態を作るためにタオルを使います。

枕の高さは耳と肩が水平、やや耳が高くなるように筒状に丸めたタオルを枕下に差し込みます。

この時息苦しさを覚える、喉につっかかる感覚があれば低くして

あごが少しでも上向くようなら高くしてください。

正しい高さになると息がしやすくなりますのでタオルの巻き加減で調整してください。

次に腰はタオルケットかバスタオルのように幅のあるものを用意して折りたたんで使います。

普段たたんで収納する厚みにして

腰に手を当てる時の高さより気持ち上の場所にたたんだタオルケットをセットします。

この時腰がブリッジして痛いようなら低くして

腰の骨が床面にぺったりついているようなら高く、たたむ厚みで調整してください。

高さの目安は腰の骨が気持ち浮いている高さです。

次に3点目、足の付け根

腰の高さを調整すると足の付け根の隙間はなくなってしまいます

そのままだとしわ寄せが膝の関節にいって寝起きに膝が痛くなってしまうので

ここでは膝の高さを調整します。

小さいタオルで片方ずつ支えてもいいのですが

広範囲をカバーする意味で大きいタオルを長く丸めるのをオススメします。

高さの目安は気持ち膝が曲がる程度で大丈夫です

タオルをそれぞれ入れて仰向けで寝ると

「頭、肩甲骨、お尻、膝、かかと」

この5点がしっかり床面について姿勢よく立っている時の感覚になると思います。

この姿勢が図で示した一番筋肉に負担がかからない姿勢です。

肩甲骨が浮いている方は肩が内巻いてる

膝が外開きになってしまう方は足の内側の筋肉が弱っているなど

不良姿勢の原因もわかりますのでやってみて上手くいかない方はご相談ください

それぞれにあった原因解決の方法と安眠のお手伝いをいたします。

今回は仰向けで寝た時の姿勢にフォーカスしましたが横向きで寝る場合の注意点と矯正も

次回以降お伝えします。

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ご精読ありがとうございました。