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太りやすい座り方

こんにちは

美QOL 丹羽 弘昌です

今回は太りやすい座り方をお伝えします

腰までべったり椅子に座る

結論から言って太りやすい座り方は椅子に深く座る姿勢です

背もたれによりかかる時に背中は垂直に当たっていますか?

腰と椅子の間に大きく隙間が空いている人はべったり座りです

なぜこの姿勢が太りやすくするかご説明します

椅子に座るとき、べったり座ることで矢印の方向に骨盤が巻き込まれます

そうすると真ん中の図の腰がそっている部分が巻き込まれた分 丸まってしまい

お腹と背中の間の空間が広がります。

その広がった空間には右の図のように胃や腸の消化器官をはじめ内臓があります。

つまり拡張された空間の分だけ胃の容量も増えて必要以上にたくさん食べ物が入るようになってしまうのです。

座り方による骨盤の傾きが内臓位置を変えてしまい食生活にも影響が出る仕組みです。

ぽっこりお腹の内訳

胃が大きくなるだけでお腹が出るわけではありません原因は他にもあります。

べったり座ることで体幹を正面から支えている腹筋群の仕事量が減り弱くなります

そうすると内臓を支えていた堤防(腹筋の一部)が決壊して

本来の位置から下にずれこんでしまいます、いわゆる胃下垂です。

比較的筋力の弱い女性、特にやせ型の方に起こりやすい症状です。

そして胃だけでなく腸も空間を得ることで脂肪をため込む余地が出来てしまいます

内臓脂肪のほとんどは腸の外に張り巡らされている腸膜に蓄えられます

男性に多いお腹が出た太り方 通称洋ナシタイプはこの傾向が高いです。

上の二つに代表されるぽっこりお腹になると

ついた脂肪の分だけ重心が前に傾き バランスを取るためにさらにべったり座り 立ち姿勢も腰が丸まる

丸まった分また空間が出来て食べるの悪循環に陥ります。

対処方法

治すためには丸まってしまっている腰をそらせる筋肉を鍛えるのが手っ取り早いです

床にうつ伏せになり 上半身を床から引き起こす 上体起こしがお家で出来るものとしては効果的です。

上手にやるポイントは手の位置

効かせる筋肉に触れながらやるのが最も効果を引き出します。

腰に手をあてるポーズで親指があたる点に意識的して床からお腹を引き起こす

いきなり高くあげようとすると普段使ってない筋肉が痛むので少しずつ角度をあげてください。

15回息を止めずに出来る角度がちょうどいいです。

そして座るときに実は身体を支えてくれる太ももの裏のストレッチ

立った姿勢で腰の高さより少し低い物に踵をつけて太ももの裏がピンと張るように腰を折りながら引きます

べったり座りの方は特に内側が硬くなりやすいので身体を気持ち内に捻ると効果的です。

これは柔軟性によるので気持ちのいい程度の強さで息をゆっくりしながら30秒ほど伸ばしてください。

最後に

肥満の原因はストレスや嗜好さまざまだと思いますが

今回ご紹介したように意図せず必要以上のエネルギーを摂ってしまい蓄えてしまうのは本意ではないと思います

そして骨と内臓の位置関係というあまり普段では想像しないアプローチで太ることもあります。

自分で理解している範囲であれば努力と根気で解決できますが

もしご自分で頑張っても効果が思ったように現れない場合はお手伝いいたしますのでご相談ください。

ご精読ありがとうございました。

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